偽ED治療薬を販売し、薬事法違反で逮捕

ネットで個人輸入したED治療薬を販売した結果、逮捕された会社のニュースを紹介します。

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偽ED治療薬を無許可でネット販売した東京の会社社長逮捕

偽ED治療薬をネット販売、薬事法違反容疑で会社社長逮捕 埼玉県警

偽の性的不能治療薬(ED治療薬)を無許可でネット販売したとして、埼玉県警生活環境2課と浦和東署は18日、薬事法違反(未承認医薬品の広告禁止、無許可販売など)の疑いで、東京都東久留米市上の原、会社社長、片野岳志(たかゆき)容疑者(37)を逮捕した。同課によると、片野容疑者は「偽物とは思っていなかった」と供述しているという。

生活環境2課などの調べでは、片野容疑者は医薬品の販売許可を得ていないにもかかわらず、今年3月、ネット上に未承認のED治療薬の模造品など7品目の広告を掲載。3月29日から5月19日までの間、6回にわたり戸田市内の男性(61)ら6人に対し、78錠を計12万6750円で販売するなどした疑いが持たれている。錠剤は模造品だが、本物と同じ成分も含まれていた。

同課などによると、片野容疑者は平成21年10月から今年5月までに、のべ約600人に販売し、約1400万円を売り上げたとみられ、「ネットでタイ在住の日本人から購入した」などと供述しているという。

免許無しでの医薬品販売、未承認医薬品の広告はNG

ネットで個人輸入したED治療薬を、自社のサイトで販売したとして東京都在住の会社社長が逮捕されたというニュースです。

「ED治療薬を販売する個人輸入業者は法を犯している」という事実を伝えるために選んだニュースですが、ポイントが2つあります。

まず1つ目は、国内で医薬品や医療機器の製造・販売を行うには免許が必要になるということ。栄養ドリンクなどがコンビニで売られていますが、あれは「医薬部外品」だから。店舗であろうがネットであろうが、医薬品を販売するには免許がなければ違法になります。
蛇足ですが、ネットではさらに「第三類医薬品以外の医薬品を販売し、又は授与しないこと」と定められています。第三類は医薬品の中でも、一番効果が弱いグループになります。楽天などの大手EC企業が異議を唱えていたことで、記憶に残っている人もいるのではないでしょうか。

もう1点は、販売業者側が知らなかったとはいえ、販売していたED治療薬が偽造品、正確には未認可の薬品だったこと。国内で未認可の医薬品について広告宣伝を行うと、これもまた薬事法で違反となります。つまり、知ってか知らずか、二重の罪を犯してしまっていたのです。

この手のニュースを他人事と思っていてはいけません。個人輸入でED治療薬を仕入れる人が多い理由は、「違法かもしれないけれども、儲かるから」。極端なことを言えば、間接的とはいえ個人輸入業者から購入するということは、犯罪に加担することにほかならないのです。

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